千代田町I様邸【LOAFER】

絵画のように愛でる家

 
  • ブラックのガルバの外壁にウッドが良く映えるLOAFER。薪ストーブは、家づくりを考え始めた時からマストアイテムだと思っていた。これから少しずつ、自分で庭に手を加えていこう。DIYやガーデニングを始めたくなる、そういう家だ。さらに休日の楽しみが増えそうで胸が高鳴る

  • 吹抜けのあるリビングはとても開放的。まっすぐ上に伸びる薪ストーブの煙突が、天井の高さを際立たせるように自己主張している。玄関正面の階段はLDKとオープンにし、どこにいても相手の気配を感じながら暮らせるのがいい

  • キッチンの背面にはお気に入りのブルーのタイルを施した。海の底を思わせる深い青は、昼はキラキラと輝いて気分を高揚させ、夜は心を落ち着けてくれる。真っ白なクロスと無垢のナチュラルさと好相性だ。暮らしに寄り添った愛用品が並ぶもディスプレイのように美しいところに、お2人のセンスを感じる

  • 大きな掃出し窓から差し込む光を受ける壁は、杉板張りのこだわりを。床や梁も、経年変化でどんな良い色になるのか今から楽しみだ。傷や染みが味になるなんて最高じゃないか。僕たちの暮らし方にピッタリの家で、ここで日々を重ねることに喜びを感じている

  • リビングと繋がる2階のフリースペース。趣味の場所としてもディスプレイの場所としても大活躍だ。今はトレーニングスペースになっているが、階下からいい香りがしてくるとついつい誘惑に負けてしまう。日向ぼっこしているモンステラが、苦笑いしている気がする

  • 玄関を入ると、色んなワクワクが待っている。リビングで待っているキミのところへ真っすぐ向かうか、テラスドアで仕切られた土間スペースで趣味時間を楽しむか、2階でトレーニングして汗を流すか。さあ!今日はどうする!

  • 趣味のレザークラフトを楽しむスペースとしてプランしたスペースは、今やすっかり可愛いヤツに取られてしまった。そのキョトンとした目で見つめられると、悔しさよりも喜んで差し出してしまう自分が憎い(笑)OSB合板の無骨さは自由度が高く、カッコいいだけじゃない優れもの。玄関から繋がる土間がまた、いい使い勝手を発揮している

  • 自分の好きなモノは絵画のように愛でたい。それらに囲まれた時間は、自分の中の「好き」という感情を高ぶらせたり、全く違うことに支配されてコントロールが効かくなっている自分を制御するチカラがある。どちらにしても豊かさとは何かを考えさせてくれる

  • 大きな軒に守られているウッドデッキ。足元の雰囲気はもちろん、個人的には軒裏の板の美しさが好きだ。雲一つない青空にも、今にも雨が降りそうなどんよりした空にも、この角度はとても似合う。まっすぐに玄関に入らないで、少し立ち止まってみよう。そしてキミに向ける笑顔の練習をしてみよう

  • 平屋の暮らしに憧れた。家を建てるなら平屋がいいと思っていた。でも違う選択肢もあるんだな。こういう暮らし方もいいもんだな。薪ストーブは手がかかるけど、その振り回されるカンジがいいんだ。じゃじゃ馬を手なずけられた時の快感は、手なずけたことがあるものにしかわからないだろう

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